横田慎太郎さんの「栄光のバックホーム」は、ただの守備プレーではありません。

なぜこのバックホームが、今も語り継がれ、映画のタイトルにまでなったのか……

この記事でわかること

横田慎太郎さんのバックホームがどんな状況で起きたのかを、事実をもとに分かりやすく整理します。

横田慎太郎の「栄光のバックホーム」は、どんな状況で起きたのか

① 横田慎太郎はどんな阪神の選手だったのか

横田慎太郎さんは、阪神タイガースで将来を期待された若手外野手でした。

2013年のドラフトで上位指名を受け、走力があり、外野守備では肩の強さも評価されていました。

一軍での出場経験もあり、これからキャリアを積み重ねていく選手という期待の若手でした。

よっち
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この時点では、まさか数年後に引退という選択を迫られるとは、想像されていなかったのが正直なところでしょう。

② 異変の始まりと、野球人生の転換点

転機が訪れたのは、プレー中に違和感を覚えるようになった時期です。

ボールが見えにくい、距離感が合わない。

外野手にとって、これは致命的とも言える感覚のズレでした。

検査の結果、診断されたのが脳腫瘍です。

治療とリハビリが必要となり、以前と同じようにプレーすることは簡単ではない状態になりました。

それでも横田慎太郎さんは、野球から完全に離れることを選びませんでした。

よっち
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「もう一度、グラウンドに立ちたい」という気持ちが、その後の行動を支えていきます。

③ 2019年9月26日、引退試合で起きたバックホームの状況

横田慎太郎さんの「バックホーム」が語られる場面は、2019年9月26日の引退試合です。

この日は、横田さんにとってプロ野球選手として最後の試合でした。

試合中、外野に飛んだ打球を処理する場面が訪れます。

走者は本塁を狙える位置に進み、外野手には瞬時の判断と正確な送球が求められる状況でした。

そのとき横田さんは、外野から本塁へ向けて迷いの少ない送球を返します。

よっち
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「ホームまで投げ切ってアウトにした」という事実そのものが、大きな意味を持っていました。

④ なぜこのバックホームが特別な一球として語られるのか

このバックホームが特別だと言われる理由は、

病気の影響で、以前と同じ動きが難しい状態だったからです。

外野から本塁へ投げる動作には、腕の力だけでなく、体幹、視界、バランスが必要です。

リハビリを重ねた身体で、その動作を試合の中で成立させたこと。

そこに、このバックホームの重みがあります。

野球は結果で評価されがちですが、横田慎太郎さんの一球は、「過程そのものが評価されたプレー」でした。

だからこそ、今も語り継がれているのです。

⑤ 映画「栄光のバックホーム」につながる意味

この事実を軸に描かれているのが、映画「栄光のバックホーム」です。

タイトルにある「栄光」は、勝利や記録を意味しているわけではありません。

最後に、自分の力で投げ切った一球。

そこに至るまでの時間や努力を含めての「栄光」です。

背景を知ってから映画を観ると、バックホームのシーンの印象は大きく変わります。

よっち
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感動を煽るためではなく、事実を理解することで自然と胸に届く構成になっている点も、この作品の特徴です。

まとめ

横田慎太郎さんのバックホームは、「そこに至るまでの過程」が心に残る一球です。

よっち
よっち
もっと野球を楽しもう!